保育のねらい

保育理念(事業運営方針)

ひとりひとりに寄り添う保育
ひとりひとりが輝く教育

保護者や子どもの気持ちを受け止め、子どもの最善の利益を考え、専門職として行動する。
(命を守り、子どもの今と将来にわたる基礎を培うために)

保育方針

社会生活を営む力の基礎を育てる。

(自己肯定感・基本的生活習慣の自立・コミュニケーションの力)

保育目標

元気な子

よく食べ、よく動いて、丈夫な体を作り、自分の気持ちを表現する

やさしい子

自分が受容されることにより、自他の違いを受け入れ、人の気持ちを理解する

考える子

たくさんの経験の積み重ねにより、頭と体と心で認識を深め、困難を乗り越える

発達過程とクラスの相関性

0・1・2歳児クラスと3・4・5歳児縦割りクラスで日常生活を送り、年齢での一斉保育時間も設定。

1~3月は年齢のクラスで生活活動。

保育計画は年齢・縦割りで計画を立て、相互に相関性を持たせる。 年齢にとらわれず、発達にあわせたクラスへの在籍を保護者の了解の下に行う。

基本的社会的責任

児童福祉施設としてのこども園の役割を果たす。

  • ・子どもの人権への配慮(法や制度の理解・異文化の尊重・虐待防止)。
  • ・個人情報の保護、苦情解決窓口の設置及び第三者委員配置。
  • ・利用者及び地域への情報提供。
  • ・体験学習受け入れ等の地域交流。

発達に偏りのある児童等も就学後おちぼれることがないよう、就学前の基礎教育を行う。

基地域の実態に対応した事業

延長保育、子育て支援広場。

この地域では祖父母が農業を営み、両親は共働き家庭が多いが、近年核家族化も進んでいる。

延長時間等は短く利用者は少ないが需要が無いわけではない。農村型・都会型両方の幅広い支援が必要。

  • 0歳児
  • 1歳児
  • 2歳児
  • 3歳児
  • 4歳児
  • 5歳児

0歳児

子どもの保育目標

気持ちよく過ごす。

特定の大人により子どもの生理的欲求が十分満たされ、応答的な関係の中で信頼関係の基礎が育つ。

保育の内容(養護・生命の保持)

一人一人の子どもの平常の健康状態や発育及び発達状態を的確に把握し、異常を感じるときは速やかに対応する。

保育の内容(養護・情緒の安定)

子どもの欲求を適切に満たしながら、応答的な触れ合を行う。
8か月 不安の時期に不安にさせないのではく、受け止め、乗り越えていけるような援助をする。

保育の内容(教育・健康)

おなかいっぱい飲み、安心して眠り、心地よい生活リズムで過ごす。

保育の内容(教育・人間関係)

安心できる保育士等との関係の下で、身近な人に関心を持ち、模倣して遊んだり、親しみを持って関わろうとする。

保育の内容(教育・環境)

安心できる環境の下で聞く・見る・触れる・嗅ぐ・味わうなどの感覚、働きを豊かにし、様々な遊びを楽しむ。

保育の内容(教育・言葉)

身近な大人とのかかわりを通して、笑ったり、声を出したり、指さしや喃語を受け入れられたりしながら、やり取りを楽しむ。

保育の内容(教育・表現

様々な音に親しみ、リズムに合わせて体を動かす楽しさを感じる。

保育の内容(食育・食を営む力の基礎)

お腹が空いたことの訴えに対する応答的対応により、食欲を育み、食材の自然な味に慣れる。

保育の内容(体育・運動遊び)

保育者からの刺激を受けながら、全身の運動機能(うつぶせ、寝返り、座る・はう・立つ・伝い歩き)を高める遊びを楽しむ。

保育の内容(ヨコミネ式・体操)

はいはいでの移動を十分に楽しむ。月例に合ったリズミカルな揺さぶり遊びを楽しむ(平衡感覚・前頭葉の発達)。

保育の内容(ヨコミネ式・文字/数)

心地よい音楽を楽しむ。手や指先を使った遊びを楽しむ。

保育の内容(ヨコミネ式・音楽)

ガラガラなどの音の出るものに興味を持ち、心地よい音楽に馴染む。

保育の内容(縦割・異年齢)

大きい子に慣れ、あやされることを喜ぶ。

1歳児

子どもの保育目標

よく食べよく遊びよく眠る

大人との信頼関係の元で意思のやりとりを深め健康な生活のリズムを身につける。

保育の内容(養護・生命の保持)

清潔な環境を整え、家庭と協力しながら子どもの発達過程に応じた適切な生活リズムを整え、安全を確保する。

保育の内容(養護・情緒の安定)

子それぞれの子どもの自発性や探索欲求を見守り、自分で選び取ること・やりたい気持ちを共感尊重し、自我の育ちを支える。
子どもの要求を先取りしない。

保育の内容(教育・健康)

色々な遊びの中で十分に体を動かし、食事、排泄、睡眠などの生活のリズムを整える。

保育の内容(教育・人間関係)

自我の芽生えに応答した対応により、それぞれの欲求や思いを受け入れられ、保育者の援助により気持ちを切り替えていく。

保育の内容(教育・環境)

子どもの発達特性に合った好きな玩具や遊具に興味を持って関わり、ひとり遊びを十分に楽しむ。

保育の内容(教育・言葉)

応答的な関わりや話しかけによって、指さしや反復音声、一語文などをを使い、やり取りを楽しんだり、意志を伝えようとする。

保育の内容(教育・表現)

保育士等と一緒に歌ったり、手遊びしたり、リズムに合わせて体を動かしたりして遊ぶ。

保育の内容(食育・食を営む力の基礎)

お腹のすく生活リズムを整え、安心できる保育士や友達と一緒に食べることを楽しいと感じながら、意欲的に食べようとする。

保育の内容(体育・運動遊び)

一人歩きや階段や坂などでの四つ這いなど、一人で動けることを楽しみながら、全身の運動機能を高める。

保育の内容(ヨコミネ式・体操)

保育者の手を借りながら、逆さや身体の浮く感覚を楽しむ。楽しく歩く。

保育の内容(ヨコミネ式・文字/数)

積み木を積む、並べる、救う、握る、グルグル描画などの遊びを楽しむ。

保育の内容(ヨコミネ式・音楽)

音の出るおもちゃで音を出すことを楽しみ、体でリズムを感じる。

保育の内容(縦割・異年齢)

甘えを受け入れてもらいながら、赤ちゃんに興味を示し、大事にしようとする。

2歳児

子どもの保育目標

自分の思いを伝える

自分の感情や要求を言葉で伝え、補助を得ながら身辺のことに自分で取り組む。

保育の内容(養護・生命の保持)

保健的で安全な環境を整え、一人一人の生理的欲求を満たし、安心して生活しながら徐々に身辺の自立が図れるよう援助する。

保育の内容(養護・情緒の安定)

独り占め、自分でなどの自我の拡大を認めつつ、次への明るい見通しが持てる働きかけをする。
主体としての子どもを認め、肯定し、自分でできた満足感を多く経験させる。

保育の内容(教育・健康)

食事・排泄・睡眠のリズムが整い、屋外等で十分に体を動かして遊ぶ。好き嫌いが気持ちに左右されやすい。

保育の内容(教育・人間関係)

自分で選ぶこと、自分でしようとする意図や欲求の主張を受け止められる経験を通して、他者を受け入れられるようになる。

保育の内容(教育・環境)

みたて遊び、大人とのごっこ遊び、好きな玩具や遊具に自分から関わり、好奇心をもって、様々な遊びを楽しむ。

保育の内容(教育・言葉)

保育者を仲立ちとして、生活や遊びの中で二語文から言葉を膨らませるやりとりを楽み、自分の気持ちを言葉で伝えようとする。

保育の内容(教育・表現)

様々な物を模倣したり、経験したり、生活や遊びの中で好きなように表現する。

保育の内容(食育・食を営む力の基礎)

充分に身体を動かしてお腹のすくリズムを育て、スプーン・フォークなどを使い、自分で食べようとし、楽しく食事ができるようにする。

保育の内容(体育・運動遊び)

遊びの中での様々な動き(走る・飛ぶ・登る・下る・回る・転がる・など)や高低、前後、速遅などの動き体験し、
身体を動かすことを楽しみながら、調整力を養う。

保育の内容(ヨコミネ式・体操)

逆さになる、飛び降りる、ぶら下がるなどの空間感覚を楽しむ。自分の脚でたくさん歩くことを楽しむ。

保育の内容(ヨコミネ式・文字/数)

絵本などを見ながら物と言葉、行動と言葉を結び付ける遊び、文字や形に興味を持つ遊び、色塗り遊びなどを楽しむ。

保育の内容(ヨコミネ式・音楽)

色々な楽器の音を聞き、リズムに合わせて動くができる。

保育の内容(縦割・異年齢)

年上の子の援助を頼りにし、教えを受け入れようとする。

3歳児

子どもの保育目標

きまりを知る

遊びや生活に必要な決まりや習慣を概ね身につけ、身の回りの事象に興味を持ち友達との関わりを楽しむ。

保育の内容(養護・生命の保持)

健康や安全等生活に必要な基本的生活習慣を身につけ、子どもが意欲的に生活できるよう適切に援助する。

保育の内容(養護・情緒の安定)

出来ることが増え、自分でやりとおそうとするなど、自分の意志で生活しようとする気持ちを認め、
自尊心を傷つけることなく、成功体験を積み重ねていけるようにする。

保育の内容(教育・健康)

健康・安全に必要な習慣や態度を知り、体の異常や危ないことが少しずつわかり行動する。

保育の内容(教育・人間関係)

同じような遊びをしながら少しずつ友達に興味を持つ。
遊具の取り合いなど自己主張しあう中から少しずつ自己抑制や相手の気持ちに気付いていく。

保育の内容(教育・環境)

身近な用品や遊具に興味を持って関わり、想像遊び、構成遊び、ごっこ遊びなどを楽しむ。動植物や自然事象に親しみ、遊びに取り入れる。

保育の内容(教育・言葉)

生活に必要な言葉、自分の性別、年齢などがわかり、問いと答えの関係が成立して、理由や言い訳が言える様になる。文字に興味を持つ。

保育の内容(教育・表現)

感じたことや考えたことなどを描いたり、歌ったり、体の動きにより模倣したりして自由に表現しようとする。

保育の内容(食育・食を営む力の基礎)

手洗いやうがい、簡単な食事のマナーを身につけ、いろいろな食材に興味を持ち、楽しんで食事をする。

保育の内容(体育・運動遊び)

ケンケンなど二つの動作を一つにまとめる動きなどを楽しみながら身体を動かす中で、
基礎的な運動能力を身に着け、遊具や運動用具に親しむ。遊びのルールを知る。

保育の内容(ヨコミネ式・体操)

逆さになる、飛び降りる、ぶら下がるなどの空間感覚を楽しむ。自分の脚でたくさん歩くことを楽しむ。

保育の内容(ヨコミネ式・文字/数)

10までの数が言える。ひらがなが読め、絵本の拾い読みができる。鉛筆を持ち、線をなぞることに慣れる。

保育の内容(ヨコミネ式・音楽)

簡単なリズムうちができる。ド~ドまでの音がわかり、簡単な曲がピアニカで演奏できる。

保育の内容(縦割・異年齢)

年下の子に興味関心をもち、一緒に活動しようとする。

4歳児

子どもの保育目標

仲間で遊ぶ

基本的な生活習慣を確立し、仲間と共に協調した生活を送りながら、自分の不安や葛藤を受容され、友達の思いも受け入れていく。

保育の内容(養護・生命の保持)

適度な運動と休息をとることができ、健康・安全・衛生を理解して生活できるように援助する。

保育の内容(養護・情緒の安定)

自分の活動に価値を見出すことにより、自信を持ち、自己信頼性を培う。
自励心、自制心を育て、それを発揮していく過程に即して、その努力を認め受け入れていく。自らの立ち直りを待つ。

保育の内容(教育・健康)

健康的な生活リズムを身に着け、見通しをもって自分たちで生活の場を整えようとする。

保育の内容(教育・人間関係)

友達とも積極的に関わり、競争や喧嘩などの葛藤を経験しながら相手の気持ちを理解する。
喜びや悲しみを共感し合い、様々な感情を味わいながら、良い悪いを考え、判断する。

保育の内容(教育・環境)

日常生活の中で、数量や図形に関心を持ったり、自然に触れて、その変化に興味を持ったりする。

保育の内容(教育・言葉)

自分の経験したことや思いを言葉で表現し、人の話を聞いて、互いに伝え合う喜びを味合う。絵本などの文脈を理解する。

保育の内容(教育・表現)

様々な素材に触れ、生活の中でイメージを豊かにし様々な表現を楽しむ。

保育の内容(食育・食を営む力の基礎)

野菜の栽培やお手伝い等により、食に関する興味を持ち、友達や保育士と共に食べる喜びを味う。

保育の内容(体育・運動遊び)

身体を動かすことが楽しいと感じ、根気よく継続し続け、出来る様になることから成功感や達成感を味わう。
自励心自制心が育ち、更なる挑戦をしようとする。

保育の内容(ヨコミネ式・体操)

筋力や調整力が高まり、ブリッジ歩き、側転、立ちブリッジが出来る様になる。跳び箱5段を跳ぶ。

保育の内容(ヨコミネ式・文字/数)

10までの数字と数がわかる。ひらがなとカタカナが読め、簡単な絵本がよめる。文字を書こうとする。

保育の内容(ヨコミネ式・音楽)

音符が読め、階名唱ができる。ピアニカの縦奏で中曲が吹ける。

保育の内容(縦割・異年齢)

年下の子への援助が楽しいと思え、相手の気持ちを汲み取ろうとする。

 

5歳児

子どもの保育目標

自信を持って生活する

健康で安全な生活や仲間との協同遊びを創造し、社会生活に必要な力を身につけていく。

保育の内容(養護・生命の保持)

清潔で安全な環境を自ら整え、健康的な生活を考えながら、仲間とともに意欲的かつ快適に過ごすことができるように援助する。

保育の内容(養護・情緒の安定)

目的に向かって主体的に活動し、予測や見通しを立て、自信を持って生活できるようにする。
集団の中で的確に評価しあう活動や、教えあいの経験を通して、自己信頼性・自信・自立性を培っていく。

保育の内容(教育・健康)

生活全般に見通しがたち、自分の健康に関心を持ち、病気の予防などに必要な活動を進んで行う。

保育の内容(教育・人間関係)

友達と活動する中で共通の目的を見いだし、仲間の意志を大切にしながら創意工夫をしてやり遂げようとする。
友達の良さをみつけられ、自分と違う年齢、文化の人々に親しみを持つ。

保育の内容(教育・環境)

身近な動植物に親しみ、命の大切さに気付く。自然事象や社会事象への関心が深まり考えたり、理解しようとする。

保育の内容(教育・言葉)

自分で考えた事や経験したことを様々な場面で活発に話し、友達の想いに耳を傾け、意見を交わすことができる。
あらすじのある絵本を自分で読む。

保育の内容(教育・表現)

自分のイメージを動きや言葉などで表現したり、演じて遊んだりする楽しさを味わう。
様々な素材や用具に親しみ、創意工夫を重ね、発展させる。

保育の内容(食育・食を営む力の基礎)

食材や調理する人への感謝の気持ちを持ち、食事ができることを喜ぶ。食に関わる体験を楽しみ、食を大切に喜んで食べる。

保育の内容(体育・運動遊び)

ルールのある集団遊び、鉄棒や縄跳びなど全身を使う遊びを楽しみ、用具や機器の扱いが巧みになる。
遊びを工夫したり、諦めずに最後までやり抜こうとしたりする。

保育の内容(ヨコミネ式・体操)

自分の課題を持ち、あきらめずに自分の目標に挑戦する。
三点倒立、シャチホコ回り、倒立前転が出来る様になる。逆立ち歩き、跳び箱8段に挑む。

保育の内容(ヨコミネ式・文字/数)

100までの数が言える。10までの数と物が一致し、加減ができる。簡単な文章を理解し、ひらがなカタカナ交じり文で書くことができる。

保育の内容(ヨコミネ式・音楽)

簡単な楽譜が笑め、5本の指を使いピアニカが吹ける。音を聞いて演奏することができる。

保育の内容(縦割・異年齢)

最年長という自覚を持ち、年下の子の育ちを踏まえた援助ができるようになる。

 

健康支援

健康状態、発育発達状態の定期的・継続的な把握(身体測定)、成長曲線作成・配布、年2回嘱託医による内科・歯科検診、年2回の尿検査、体育遊びの推進

環境・衛星管理

職員検便、施設内外の設備・用具等の清掃、消毒、春~秋庭木の鎖殺虫剤散布、年1回外部業者による植木剪定、感染症対策・感染防止マニュアル

安全対策事故防止

毎月1回避難訓練(地震・火災)、年2回不審者対策訓練、年2回業者による消防設備点検、毎月の安全点検、 毎日の遊具安全点検、年4回交通安全教室、ヒヤリハット記録、防犯マニュアル、事故防止マニュアル、自然災害対策マニュアル

保護者・地域への支援

育児相談、子育て支援広場、実習生・ボランティア受け入れ、早朝延長保育

小学校との連携

年間計画交換、連絡会議、要録送付、二年生地域探求受け入れ、小学校への散歩

研修計画

外部研修参加(県内・県外)、視察研修、園内研修、講師による講習会、救命救急研修、音楽体育研修

特色ある保育

縦割り保育(2、3、4、5歳児)、障害児・発達障害児の受け入れ、年長児習字、和太鼓、体育遊び計画的取組、保護者体験保育、セカンドステップ学習、ヨコミネ式教育プログラム

地域への行事参加

文化祭作品出展、マーチング和太鼓参加、日枝神社祭典参加、高齢者慰安会遊戯披露

自己評価

保育士の自己評価(チェックリストの実施)、第三者評価へ学習・取り組み、ホームページで公表

給食の献立一覧はこちら