もっとやりたい！
今、保育園ではクリスマス会に向けて各ルームでオペレッタの練習に取り組んでいます。しかし、子どもたちが目を輝かせて取り組んでいるのはそれだけではありません。
月組さんはと星組さんは「セカンドステップ」のレッスンを受けています。
１０人ほどのグループに分かれ一日交替で行う「セカンドステップ」は「心のコントロール」のお勉強。困った状況やこみあげる怒りの感情にどう対処していくかを学んでいきます。自分の番ではない日もこっそり紛れ込んで「もっとやりたい」とやる気満々なのです。この「セカンドステップ」を導入しているのは山梨の保育園ではまだ２園だけなんですよ。
「困ったことが起きた。ブランコはみんなでいっぱい。僕だって遊びたい。何ができるかな・・・」という歌で始まるレッスンも後半を迎え、生活の中でも学んだことを実践する姿があちこちで見られています。
怒りでいっぱいになっているお友達に向かって「深呼吸して！」「１０数えるんだよ」とアドバイスしてみたり、しゃがみ込んで泣いている年下の子には「そうだ目の高さを合わせて・・・」と座って優しく「どうしたの？」と話しかけたり。それですべてがうまく行くわけではありませんが、子どもたちの確かな成長が感じられ「感動しました」という報告が担任から寄せられています。
色々な刺激を吸収するこの時期、幅広い経験をさせて子どもたちの可能性を広げてあげたいですね。
