県指導監査

10月30日、県の福祉総務課による指導監査が行われました。いつもは3人お見えになるのですが、法人の監査が省略ということで、2人の男性が手弁当でいらっしゃいました。

園内を見回っている珍しい男の人に子どもたちは興味津々・・「こんにちは。」とにこにこ元気よく挨拶できる子どもがいっぱいです。ちょっと、遠巻きに様子をうかがっている子もいました。

監査の事は運動会の準備で意識の遠くにしまっておいたのですが、近づくにつれ気が重くなるのは何でしょう。何も悪いことはしていないのですが、卒園式と結婚式の挨拶の次に苦手です。

でも、今回は物腰の柔らかそうな人々だったのでちょっと気持ちが和らぎます。お部屋を見てまわり、防災設備や地震対策、嘔吐物セット、備蓄食品などの確認をします。

事務所では子どもの児童票を読んで子どもの状況を把握したり、提出した書類と実際の様子を確認したりします。避難訓練は毎月しているか、健康管理はできているか、指導計画は立てられているか、食育はされているか、勝手な休園はないか、自己評価は行われているか、情報の公開はしているか、栄養が充足された給食が提供されているか、子どもの生活スペースは確保できているか、遊具の安全点検をしているか、建物の検査をしているか、職員がお休みをとれているか、勤務時間はどうか、賃金は適切か、働きやすい環境か、運営費が正しく使われているか等々・・・。

たくさんの書類を一つ一つチェックし、いろいろな質問に答え5時間半・・おやつが終わるころようやく終了です。

園児処遇では問題はなく、細やかに保育がなされ、保育計画や記録等も丁寧に記載されているとのことでした。職員の日々の努力や心がけと子どもへの思いの賜物だと思います。でも、会計では私の初歩的なミスが指摘されてしまい、大分落ち込む結果になりました。何年この仕事をやっているのでしょうね。年々集中力や注意力が落ちてきているのでしょうか、情けないことです。

大晦日の除夜の鐘をテレビで聞いた後、今年は頑張ろう・・と思うように、バナナづくりに励まないで、自分の仕事しっかりやらなくては・・・と、ホッとするのと同時に心を新たにした時間でした。

 

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