お父さんと歩こう会

   

今回が初めての「歩こう会」。父親参観の代わりに計画しました。親子で自然の中を歩く体験やいつも子どもたちがお散歩に行ったりしている所や保育園のことなど身近なことを知ったり、親子で力を合わせてクイズやゲームをして触れ合ったりしてほしくて、盛りだくさんになってしまいました。

地図を頼りにポイントを歩きます。担当職員が歩いてポイントを決めて地図に書き込み、それぞれのポイントでの課題や商品などを考え、歩きながら秋を探そう、クイズは何にしよう、おもちゃは遊べて楽しいものを・・と、文化祭が終わってから準備開始。

漠然としていたものが今週ようやく形になってきました。概ね準備できたところで、ネットで調べて作り上げた地図を見ながら実際に歩いてみると、とてもわかりにくいことが判明。特に土地勘がない場合は大変かもしれない・・・と、また地図の作り直しです。

車が通れるぐらいの所は狭くても太線にしてあります。お父さんたちだったら地図が得意かもしれませんが、お母さんは難しいかも。誰かと一緒に歩いたり、聞いたりするのがよいと思います。各ポイントで課題をクリアすると、手作りおもちゃの部品が手に入ります。3つのポイントを回って全部がそろうと、簡単手作りおもちゃが作れます。

何が出来るのかお楽しみに。おうちでも簡単にできるものにしました。部品を入れる入れ物も一工夫。すぐに捨ててしまわないように折り紙で折ったり、色塗りが出来たりするようにしました。おもちゃの材料もすぐ手に入ります。お父さんの力の見せ所が所々にありますので、がんばってくださいね。

子どもたちは、お父さんを今はまだ頼もしい存在として感じていると思います。ガミガミ・・はお母さんに任せて、良い所取りできるせっかくの立場ですから、かっこいいお父さんでいてください。お父さんの出番はまだまだこれから。子どもがもっと大きくなった時に社会のルールや仕事のこと、人の立ち場をきちんと教えること、だめなことはだめ・・ときっちり教える時がきます。

お母さんが細かいことで大騒ぎしていたら、たいしたことはない・・・と違う視点を与えてあげて安心させてください。その代わり、お母さんをいたわるのは忘れずに・・。家事や育児の大変さを認めてあげること、時々は感謝の気持ちを言葉やなにかで伝える事。誕生日とか結婚記念日とか、子どもの誕生日とか、クリスマスとか・・いろいろ工夫してみてください。

気持ちは分かっていると思ったら大間違いです。もともと育った環境の違う「他人」ですのでね。そして、お母さんも外で働くお父さんの大変さ、お金を稼いでくる立派さを認め、子どもの前では父親をたててあげてください。かっこいい立派なお父さんにしたてるのは母親次第。子どもの前でお父さんを馬鹿にしたりしないこと。子どもにはお父さんは強くて怒ると怖いことを教えてあげてください。

これからの子育てが楽になるはずです。お父さんに聞いてみようとか、お父さんだったらどう言うかな・・・と投げかければ、実際にお父さんが言わなくても、正しい答えを自分から見つけられるようになります。

子どもの育ちには、見守り受け入れる母性と、先を見通したり目標を持ったり目印となる父性の両方が必要です。子育ては父母やそれに変わる人々が力を合わせていくものです。独りよがりの偏った育児は子どもの育ちにはマイナスが多いと思います。いろいろな人のいろいろな考えを聞きながら、自分の家庭にあったより良い方法や方向が見いだせれば良いと思います。

子どもにとって大切な父母や家族のトラブルは子どもの心をとても不安定にし、成長を阻害します。いろいろな違いを受け入れる努力も必要になりますね。特に男と女は全く違う感性を持った生き物です。

男の人は歯磨きしながら違うことは出来ないしテレビを見始めたらお母さんの声が耳に入らないように・・・女の人はおしゃべりし始めたら次にやることを忘れてそこにとどまってしまうし、すぐ感情的になるし、でも、気持ちの切り替えが早いように・・・。お互いを理解する努力をしながら、お互いを気遣う事を忘れないようにしていきたいものですね。

明日は雨が降ったらお部屋(ルーム)でちょっとふれ合い遊びをして、手作りおもちゃを作ります。でも、せっかくいろいろな準備をしてきましたので、ぜひ外にお出かけしたいものです。今日はすごくいいお天気なのに・・・ね。 どうぞ午前中だけは雨が降りませんように・・・。

 

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